YUJINの日記

YUJINの日々思ったことや感じたことなどダラダラ書いております。

W杯 VARとは? 『神の手』はなくなるのか!?

こんにちは。YUJINと申します。

このブログはYUJINがニュースや時事問題など世間で起こっていることや問題になっていることについて、個人的な視点で思ったことを書いていくブログでございます。

お立ち寄りいただいたそこのあなた!!「うんうん」と唸っていただいたり、「それはないよね」とかも、YUJINと同様で個人的に楽しんでいただければ幸いです。笑

 

さて、今はサッカー、ロシアW杯の真っ最中ですね!

連日の試合観戦で寝不足の日々が続いている人も少なくないはず…あなたはいかがでしょうか?

 

今回の大会でも日本代表が予選を通過して、グループHとしてグループリーグの突破を目指しています!6/19(火)の『日本VSコロンビア』戦は、予想外の展開で『2-1』と日本が勝利!!

普段あまり話さない職場の方々とも、この何日間はサッカーをキッカケに話すことが増えましたね…笑

 

YUJINに関しては、普段サッカーの試合は見ませんが(Jリーグや欧州リーグなど)、基本、スポーツ観戦は嫌いではないので、ここ最近は毎日W杯を帰宅後や休日(昨日とか一昨日の試合)の楽しみにしている典型的な『にわかサッカー好き』でございます!

 

そんな『にわかサッカー好き』のYUJINは、今回のW杯を見ていて驚いたことがありました。

試合は6/16(土)の『フランスVSオーストラリア』戦。まずは56分の出来事でフランスのグリーズマンがオーストラリアのリズドンのPA内で脚をかけられました。ファウルかどうかが際どいところでしたが、一旦はノーファウルで試合は継続。しかし、しばらく経った後に主審の方が試合を中断してVTR(モニターを見ての)判定が始まりました。

もちろん、「なんであれがファイルじゃないんだよ!?」とも思いましたが、それ以上にしばらく経った後に試合が中断されたことに「おや?」と違和感を覚えました。

今まで『スポーツは主審の判断が絶対』的な正しいのか正しくないのかはなんだかよくわからないが、そういう価値観であると思っていたYUJINでしたので、主審が一回そのまま試合を流したものがしばらく経って、再審議される状況に驚いたのです。

 

このシステムはVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)っていうそうですね。

まあ判定が微妙なところをVTRで再確認して、キチンと判定を下すということは確かに良いことだとは思いました。でも気になったのは、なぜしばらく経った後に主審の方が一旦流した判定を急にもう1回確認する気になったんだろうか…?ということです。

そこでこの『VAR』ってシステムを調べると、(以下“”内、引用)

“VARを担当できる資格を有したスタッフが控えるVARルームで4項目にかかわるプレーがあった時に、主審に無線などで瞬時に連絡が入る。その上でピッチ脇のモニターを見るかどうかはあくまでも主審の判断。モニターを確認した上で最終判断も主審に委ねられている。なお、VARを選手、監督が求めることはできない。選手、監督が求めた場合は警告の可能性がある。”(出典:日刊スポーツ)

また“”内の4項目というのは、『①得点 ②PK ③一発退場 ④警告・退場』などの選手取り違いで試合が左右するケース。と補足があり、この4項目がかかわる際にVARが入る可能性があるみたいです。

 

ってことは、今回のケースでは56分のプレーで主審は一旦ノーファウルの判断をしましたが、この『VARを担当できる資格を有したスタッフが控えるVARルーム』というところから(中継でも映っていましたね。)上記①か②の項目として、主審に無線で「どうやらさっきのプレイはファウルの可能性が高いぞ。」的な連絡が入って、主審が一旦試合を中断して再審議がなされた。という流れになっているみたいですね。

そして、あなたもご存じの通りでPA内でのファイルの判定となり、PKでフランスが先制ゴールを決める!!そんな試合展開になりました。

 

一見すると、第三者の目(今回の『VARを担当できる資格を有したスタッフ』)が入ったり、VTRでの再審議が入ったりで公平感があるように見えるのですが…なんだか違和感を感じてしまうのです。

まず“”内の引用文『その上でピッチ脇のモニターを見るかどうかはあくまでも主審の判断。モニターを確認した上で最終判断も主審に委ねられている。』の部分ですが、要するに『第三者の目が入ったところで結局主審に決定権があることには変わりがない。』という内容です。なので、主審は無線が入っても無視できるわけですね。(もしかしたら、無線は頻繁に入り、ほとんど無視しているのかもしれませんし、どちらか一方のチーム側を無視している可能性もないとは言えませんね。)

 

そしてもう一つ、“”内の引用文の『なお、VARを選手、監督が求めることはできない。選手、監督が求めた場合は警告の可能性がある。』の部分ですが、結局、一番抗議をしたい当事者側は、抗議を行うことができるわけではないので『基本ルール』として何も変わったわけではないのです。(確かに選手・監督からの抗議を認めたら、試合が止まりまくってしまう可能性は高いのですが…)

しかし、抗議をしたい当事者側というのは、選手や監督だけではないはずですよね。(詳しくは省きますが、国家やスポンサーなどもありますハズ…)

仮にですが、W杯などの試合で勝つための圧力をかける団体があったとします。今までは、試合の判定の決定権を持っている主審に圧力なりをかける必要があったわけですが、このVARのシステムでは『VARを担当できる資格を有したスタッフ』に圧力なりをかければ、主審に無線で連絡をとって、『判定が覆る可能性』を得ることができるようになりますよね。

またVAR導入以前の場合は、決定権を持っている主審はコート上にいるので沢山の観客などに見られています。(そして、忙しい)その状況で直接圧力なりをかけることは少し難しい状況ですが、この『VARを担当できる資格を有したスタッフが控えるVARルーム』っていうのは、どうなんでしょうか?

 

いろいろ想像ではございますが、一見、第三者の目が入ったり、VTRで再審議をしたり、と公平そうな演出をしてはいるものの、主審が決定権を持っていることには代わりはない上に、判定が覆ってしまう機会がただただ増えてしまっているだけになっているような気がします…

結論として、今のルール上では、表面上の演出として変わっただけで何一つ代わっていないので(むしろ悪化?)、YUJINとしては『神の手』は、まだまだなくならないな~と思いました。

では、また!!